イランを旅行するときによく聞かれる質問3選

イランを旅行した人ならわかるFAQ(Frequently Asked Questions)

外国人はよく質問される

イラン人は人懐っこいのと、外国人が珍しいのもあるのか、旅行していると”Welcome to Iran”とか”Welcome to my country”とか頻繁に言われたりする。
英語できない人でもこれくらいの言葉は知ってるから、”Thank you….”と会話を続けたら??みたいな顔をされるのも珍しくないですが。

ただ、中には英語がかなりできる人もいて、「どこの国から来たんだ」とか「なんのためにここに来たんだ」といった質問責めが来ますが、極め付けがこれです。
その中で3つ質問を紹介します

1.”What’s your idea about Iran?”

この質問は本当によく聞かれる質問、また答えもかなり限られた答えをしないと「なんで?」「なんで?」の質問責めになってしまいます。でも、彼らも好奇心で聞いてきているだけなのですが。

あまりによく聞かれる質問なので、旅行ガイドのLonely Planetにも正解?が書いてあります。それによると、この質問は珍しい外国人に純粋な好奇心から聞いたものでもあるし、英語の練習もかねたようなものでもあるので、真摯に答えるべし、みたいなことが書いてある。

でも大抵のイラン人は、外の国々(ヨーロッパ、アジア諸国)にあまり良く思われていないことを知っているので、例えば、「思っていたものと全く違って、人も優しいし、いい国だ」みたいなことを答えるととても喜んでくれます。当たり前ですが、面と向かって純粋な質問を問われているのに、「信じられないくらいとんでもない国だ」などとは、答えられませんが。

相手が外国人だとわかると、この質問が投げかけられる確率は本当に高いです。

2.アメリカについてどう思うか?

この質問も、よく聞かれる質問の一つです。国家としてはアメリカと対立する関係だし、街中には大きな反米ポスターや、標語も宗教行事では目にします。

ただ、国家としてのポジションと個人としてのポジションはかなり、違っているようで例えば、「アメリカは、大きくて強大な国だから、横暴すぎる」とか答えたりすると、「そうだよね〜政治的には嫌いだけど、留学や働きには出たいな〜」なんて答えられたりします。

よく言われますが、アメリカに対して「片思い」の国なので、想定されている答えに合わせて答えようと思ったら、拍子抜けなんてことがあります。だから、質問されたことには純粋に答えるべきです。

3.宗教についてどう思うか

旅行をする際に政治と宗教の話題は避けるべきとされていますが、イランでは、よく聞かれる質問が、それら二つの事柄について、なので答えざるを得ません。ただ、極端な答えでない限り彼らを怒らせることもないので、純粋に答えれば大丈夫だと思います。

宗教についてはこれもイランの人個人によって例えば「一神教としてもちろん神の存在は信じるが、聖者については疑問だ」「そもそも宗教的に懐疑的」などと色々なポジションの人が以外にもいます。

イスラム教の国だからといって、確かにムスリムで教えを信じているか人の割合が多いわけではありますが、全員が全員同じ信仰とは限りません。多くの人と話してみると、意外にも宗教へのポジションは様々な気がします。この質問も聞かれたら真摯に答えるべきだと思います。

総括:どんな質問も真摯に答えるべき

外国人という距離感もありますが、イランの人は個人主義の傾向が強いと思うので、質問に対する答えを尊重してくれるので、あまり恐れおののく心配はないと思います。ただ、質問に対する答えがまた質問を生んで、終わりがなくなる可能性はありますが笑。イラン人は話すことが大好きなので、単に聞いているだけという場合もありますが。

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