12時ごろ:塩の砂漠へ到着
具体的な位置はわかりませんが、砂の砂漠に行った後は、今度は塩の砂漠へ移動です。
地下から、塩水が湧いているらしく、広い土地に真っ白な塩が広がっています。
「ほらみろ、キャヴィーレナマク(塩の砂漠)だ」と言われて外を見ると真っ白
傾いていて申し訳ないですが、実際に見たら白いです。(バスの窓のフィルムの関係で茶色くなっている。)
ズンズン先に進んで行くと周りに全く何もない中にどでかい塩の山が見えてきます。いまいち大きさがわかりづらいかもしれませんが、結構な大きさです。
塩の噴水でできた山と写真撮影するイラン人
写真を撮るときのポージングにこだわりがあるらしく、自分のポーズを変えて何枚も写真を取っていました。また、太陽の角度もあるらしく、本当にアクスマンには撮り直しを何度もやらされました。いやいや、塩の山をみろよ、観光しろよなんて思ったんだけどなぁ..
塩の山はかなり遠くからでもポツンと見える感じで、周りには何もない大地が広がっています。昔は観光地だったのかわかりませんが、少し気取ったドーム状の建物なんかもありました。
本当に何もないです。
強い塩分のおかげでかなり透き通った用水路もありました。塩分が強いのか、塩が析出しています。
仕組みはわかりませんが、とりあえず塩の山の頂上からは絶えずかなりの量の塩水が湧きしており、周りを滝のように流れています。あまり説明がなかったので、よくわかりませんが、周りに住宅もないし、夜になると真っ暗になるに違いありません。また、塩害が酷すぎて人が住めない地なのか、周囲も住宅を見かけることがありませんでした。
1時ごろ:昼食
昼食はケバブです。たっぷりのご飯と、ケバブをおかずにして、コカコーラとともに食べます。典型的なイラン料理といったところでしょうか。ただ、仲良くなった?イラン人の家族に半ば強引に一緒に食べるように諭され、イランでよくある、高床式のゴザスタイルでいただきます。六人には手狭だったかなという感じでかなり無理して食べた覚えです。
3時ごろ:ゴロメーなんとか
記憶がおぼろげすぎてあまり覚えていません。
砂漠がちだと思っているイランの気候にも、ジャングルが存在することを確認しました。
デーツと、オリーブの樹がなる林を抜けて、土で作られた伝統的な家?を見学。その後は、洞窟に向かいます。
こんな風に荷台に乗ってスイスイ移動です。
洞窟はとても昔からあるらしい、とのことですがあまりにも期待はずれなのでびっくりしました。こんなの良くある湧き水じゃないかと思う程度ですが、
こんな洞窟を素足で入って行くと、
魚が集まってきて、足をつっついてきます。イラン版のドクターフィッシュかと思っていましたが、余計な角質を食べてくれているのかは不明です。
とりあえず、洞窟の中に行くと魚がたくさんにいて、本当にひっきりなしに突っつかれる状況です。結構大きい魚なので意外と衝撃があるのですが、イランの人はキャッキャ言いながら楽しんでいました。
「魚に食べられるなんて、逆寿司だな」みたいなジョークを言われながら、帰路に着くことになりました。
帰りの道中
行きも帰りも同じサービスエリアに立ち寄ります。
バスの中にお湯を沸かす装備があり、チャイが振る舞われます。トイレに行って出してチャイ飲んでと大忙しです。ただ、夜なのでそこそこの寒さで、凍える中での温かいお茶は美味しかったです。
22時到着の予定が24時に
砂漠に渋滞もクソもないのですが、イラニアンマジックなのでしょうか、22時到着予定が、バスターミナルに着いたのは結局24時。帰りの道中もゲリラ的にイラニアンポップが流れることがあり、寝たのかわからんな〜という感じです。
衝撃のお値段は
イランは特に食費と移動費が安いのでツアー代金もとても安いです。一泊二日400km移動してご飯付き、泊まる部屋は雑魚寝ですが辛抱できるレベルです。
僕が申し込んだ時は、1,300,000リアル(日本円で4000円強)でした。
秘境を楽しみたい、またはイラン人と密接に交流したい方にはおすすめです。