んーもう:ビザが延長できない!

半端ない遅さと、めんどくささのお役所仕事

部屋のマネジメントの件もそうですが、ペーパーワークというものが、この国ひたすら遅いのとまた理不尽です。なにかとパシられて書類をかき集めさせられたり、不必要に部署を回ったりと、広い大学内をひたすらバスにのってこのオフィスに行きあのオフィスに行き…と

またさらに問題なのがオフィスもいつも空いているわけではないので、お昼休みを避けて、午後に行くとなると全く予定を入れることができません。窓口がペチャクチャ喋りながら作業してるせいで長蛇の列。必要ない質問しすぎだろ。おかげに大体用事は1日で終わらず、結局最後には「今日終わらなかった、明日も来て〜」となる。

最初はシステムがわからず、律儀に列に並んでいましたが、ほかの人がどんどんなぜか抜かしていくのを見て、「自分が待っていることをアピールしなければ対応してもらえないこと」に気づき、半ば強引に列に割り込んで行きました。

彼のオフィスがいつも混んでいるのは、人がたくさんいるのもそうだけれど、絶対事務処理のせいでしょ…

ただいま半不法滞在&街に軟禁中

テヘランが悪いのか、大学側が悪いのかわかりませんが、一ヶ月で発行するといわれた延長ビザは、一ヶ月半が立つ今でも未だ来ず。

僕のビザは入国から一応一ヶ月しか有効でないので、申請期間中にビザが有効期間が切れることを外管担当の人に言ったら答えは「ノープロブレム」

本当か?何かがあってからでは遅いぞと思い、ほかの人に相談したら、「街から出ない限り大丈夫」らしい。

なにやら、この街の警察は大学側が、ビザの延長を申請していることを知っているから、滞在はできるらしい。ただ、警察の別の管轄地域に行ったら、保証はできないとのことで、今は半ば街に軟禁状態…

週末に遠出しようとしていた約束も無しになりトホホ…

「ここは中東だからね」

中東滞在経験の長い友達にこの件を話したら、「ここは中東だからね、ペースに慣れるしかないよ。」ということを言われました。「達観しているなぁ」とは思いましたが、僕の滞在ステータスは半不法滞在状態。不安であることに変わりはありません。

だってビザは一番重要なものでしょ、それが切れているし、パスポートに延長申請中の旨全く書いていないのに、ふらついていたら捕まるよなぁ…と思いつつ。今日も不安な夜を迎えます。

今、何よりの願いは、ビザが届くこと。

「明日」「明日」と言われても信用できません。
ヨーロッパ出身の人たちは、「毎日通いつめて、プッシュしろ」なんて言いますが、6,7回オフィスに押しかけて行った、ドイツの友達は、「毎回行って催促するも、帰ってる質問は『ドイツのどこの都市が綺麗か』という質問だけだった」なんていいます。

ここはイランだから

物事がうまくいかないことに説明をつける魔法の言葉

「イーンジャ・イラネ(ここはイランだから)」

警察に見つかったときに、僕がその言葉で乗り切れるかは不明です。

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