イラン西部で大きな地震

昨日の9時ごろ(日本時間未明3時ごろ)にイラン西部のケルマンシャー州でマグニチュード7.3を記録する大きな地震がありました。現在報道によると死者は300人を超え負傷者も数千人、家を失った人々も多数いると言います。

イラク側でも負傷者は出ているようです。

幸い僕は離れた地域で暮らしているので、揺れているのかな程度で済んだのですが、地震に慣れていない人々は恐れおののいていました。

中東一円、ドバイでもクウェートでも感じられた

今回の地震、イランとイラクの国境という場所で地震が発生し、湾岸地域に特段近いわけではないのですが、少し離れたクウェート、また遠く離れたアラブ首長国連邦のドバイでも揺れが感じられたそうです。西はイスラエルでもかなり揺れたとのことです。

イランのニュースは一日中地震についてやっています。地震も大きかったみたいですが、発生した地域の建物が泥のブロックで出来ているが故に地震に弱く、かなりの建物が倒壊したそうです。

ケルマンシャーに住んでいる友達にも問い合わせてみましたが、建物が崩れいているとのことでした。

ここは震源からは500km離れているとのことで、揺れは気付く人は気づくというレベルでしたが、イランで地震があることにびっくりしました。小さかったので避難したりはしませんでしたが、それでも、建物がレンガを積み上げただけで出来上がっていることを知っているので、揺れている間は怖かったです。自分は3階に住んでおり、比較的高層?の建物なので尚更怖かった。

「なんで遠い500kmが震源なのにここでも揺れが発生するの?」なんてよく聞かれました。地震があまりない国の人にとって、地震が大きな範囲で影響をもたらすことは信じられない様子です。

とにかく、これ以上被害が広がないことを祈るばかりです。

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