エスファハーンのイチオシ:エスファハーン音楽博物館

エスファハーンといえば

エスファハーンといえば世界遺産のイマーム広場が有名です。他にも三つの橋が架かっており、北側には美しい金曜モスクもあります。アルメニア人居住地区のキリスト教会が密集するジョルファー地区もあり、宗教の共生の代表的な都市でもあります。

ガイドブックでも見たことありませんが、このイスファハーンに私設の音楽博物館あります。場所はキリスト教地区のジョルファー地区。メインストリートにあるので比較的見つけやすいところです。

音楽博物館の概要

名称:エスファハーン音楽博物館 Isfahan Music Museum ( موزه موسيقى اصفهان)

入場料:30万リアル(施設の博物館なので高いです。ゴネれば割引してくれるかも)

また、庭はカフェとして営業しており、カフェだけの利用ならば入場料を支払わなくても利用可能です。

住所: No.74, Mehrdad St. (Shahid Ghandi), Tohid St, Isfahan, Iran
ا صفهان- خیابان توحید میانی- خیابان شهید قندی (مهرداد)- پلاک74

備考:団体で行く場合には事前に連絡をしておけば、ツアーを組んでくれる可能性あり(英語)なおコンサートは基本毎日やってるみたいですが、不定期開催で、客がいれば徐々に始まる感じです。

館内はこんなかんじ

実はルームメイトがフランス語を話すので、この博物館でフランス人客向けに案内する代わりに、無料の楽器のレッスンを受けていました。その関係で「おいでよ、おいでよ」と言われていたので、いたのですが、実際想像以上でびっくりしました。弦楽器のコーナーです。

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タール(6本の弦を持つギターのような楽器)とセタール(弦が3本の弦楽器)が主に展示してあります。展示品のほとんどは、寄付によって展示されているようです。楽器は、年代と地域別に分かれて展示されています。
同じ楽器でも素材がいろいろで、例えば木で作られた、普通のものから、ココナッツで作られたセタール、またかぼちゃをくりぬいて作られたものなどかなりのバリエーションがあります。

また、素材のバリエーション以外にも、使用者に応じて構造が作りかえられているものがあります。たとえば、子供用のタールはかなり小さく設計されており、大人のタールよりはふた回りくらい小さいです。

また、タールの裏面は普通、滑らかな曲線でかなり持ちにくい形をしているのですが、妊婦の演奏者向けに、裏側が真っ平らになったタールも存在します。PB250317

他にも、王朝時代に音楽が禁止された時代、すぐに隠せるように小型化、また筒に入った楽器も存在します。ここまでくると相当な執念を感じさせますが、イランにおけるアルコールのこと考えたら、この人たちそういったことしかねないかもなんて、思ったりして…

地域別の楽器のコーナーではクルディスタンとイランの楽器が分かれて展示されていました。どちらも特色あって、その違いについて解説ではかなり熱が入っていました。

イラン伝統楽器のパフォーマンス

博物館の横の部屋で実際に楽器を演奏してくれます。ソファーが広がった心地いい部屋で、だいたい一回あたり三十分くらいです。とてもゆる〜いかんじで、終わった後に演奏者の人と懇談などできました。

想像よりも生で聴く迫力はすごくて、普段ラジオやCDで聴く音楽は退屈だったのですが、全く飽きることのなく、あっという間の時間でした。スーフィーの人々が使っているダフというパーカッションが低音を響かせて、陶酔というか、引き込まれるような音楽の時間でした。

感想

正直入場料の30万リアルは展示を覗くだけにしたらものすごく高いです。イランの他の世界遺産も入場料を20万リアルとりますが、博物館の展示は楽器が中心なので見るだけではあまり楽しくありません。なので、もし行く場合連絡をいれて、「何時に行く」といっておけば、英語でガイドしてくれるしまた、楽器の演奏も行ってくれます。このガイドが充実しているのと、古楽器の演奏が素晴らしいので、全部揃っって30万リアルに値するな、といった感じです。

入場料が高いことを抜きにしたら、とてもいい博物館です。近くには有名なヴァンク教会やアルメニア人が経営するカフェや雑貨店などもあるので、もし機会があれば、訪れて見てはどうでしょうか。

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