イランの新年:ノウルーズ、チャハールシャンベスーリー

イランでは、主にイラン暦という特殊な?暦を使っています。

このイラン暦というのは、イスラーム圏でよく使われている、ヒジュラ暦とも西暦ともまた違った暦で、旅行者の人にとっては戸惑いの元になる暦でもあります。

例えば今日、3月19日はヒジュラ暦ではですが、イラン暦では、のということになっています。
なんのことか一体わからないようですが、イスラーム圏で使われているヒジュラ暦は太陰暦であり、毎年西暦からずれていくのにたいし、(断食月はヒジュラ暦月に基づいて行われるので、毎年時期が変化するのはこのせい)、イラン暦は太陽暦であり、西暦とリンクしています。それらのになぜ、西暦を使わないのかというと、ほとんどイランの祝日はこのイラン暦を基準にしており、イランの人にとっては使い勝手がいいという、利点があります。

そのイランの暦の中で、イランの新年では3月22日に当たります。この新年には、日本の年明けと同じような様々なお祝いが行われます。

チャハールシャンベスーリー

そんなイラン暦12月最後の水曜日にはチャハールシャンベスーリーという行事を行います。チャハールシャンベとは元々は水曜日という、意味なのですが行事自体は前日の火曜日の日没から始まります。おそらく、これは古代の1日というのは日没から始まることによると思います。

火を飛び越える

そんなチャハールシャンベスーリーでは、街でキャンプファイアーのような火を起こし、その日を飛び越えて、悪いものを追い払って良い新年を願うというお祭りです。行ってQでイモトもアゼルバイジャンでやっていました。ノウルーズの習慣なので、~スタンとつくような国の地域ではだいたい行われているようです。
(例:タジキスタン、アフガニスタン、など)

昔は盛大に通りで火を焚いて周りをイランの伝統的?なダンスを踊りながら、楽しんだらしいですが、イスラーム革命後は、公共でダンスをするのは価値観に合わないということで、あまりにも大々的にやっていたら注意されるそうです。

そのせいか、街で一番大きな通りに行っても何も発見することができませんでした。タクシーの運転手の情報によると、住宅地の小さな袋小路のようなところで家族単位でなら現在でもやっている、とのことで、住宅地の方へ行ってみることにしました。

住宅地区では近所の人たちと、2,3,家族が一体になった集団で火を起こして祝っていました。
自分も火を飛び越えて悪いことを追い払ってきたので、今年(イラン暦新年)はいい年になることを祈るのみです。

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