ベルトで栓は抜くな!

主題と関係ないが、イランにはノンアルコールビールの種類が多い

アルコールの入った飲料が禁止されているので、ここイランは、ノンアルコールビールの種類がとても多いです。中には「ノンアルコールビール??」と首を傾げるような、むしろジュースに近いようなものもありますが、大抵の果物のフレーバーは揃っています。例えばレモン風味とか、りんご風味などといった具合で、同じシリーズから、数種類の味が出ています。

ジュース風味のノンアルコールビールの他にも、麦芽ジュースのような、麦の味がする本格派?のノンアルコールビールも売られています。これは、好みが分かれると思いますが、僕は、ビールを飲んだことがない人が売ってるに違いないと個人的に思っています。かなり、日本のビールと味が違うので、期待して飲んだら、後悔しました。後悔しても、ノンアルコールなので、惨めな気持ちが残るだけです。

ただ、そんなノンアルコールビールも、娯楽も少ないイランでは、貴重な嗜好品で、楽しmに飲んでるのは事実です。そんな、ノンアルコールビールを飲もうと思った矢先の悲劇でした。続きを読む →

イランを旅行するときによく聞かれる質問3選

イランを旅行した人ならわかるFAQ(Frequently Asked Questions)

外国人はよく質問される

イラン人は人懐っこいのと、外国人が珍しいのもあるのか、旅行していると”Welcome to Iran”とか”Welcome to my country”とか頻繁に言われたりする。
英語できない人でもこれくらいの言葉は知ってるから、”Thank you….”と会話を続けたら??みたいな顔をされるのも珍しくないですが。

ただ、中には英語がかなりできる人もいて、「どこの国から来たんだ」とか「なんのためにここに来たんだ」といった質問責めが来ますが、極め付けがこれです。
その中で3つ質問を紹介します
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Super dry 極度乾燥してます

やばい乾燥

砂漠地域でも湾岸地域では乾燥していない。

砂漠の国とイメージすると、乾燥してそうだと思いがちですが、湾岸諸国ではそうでないところもあります。

最近では、ドーハやカタールでの乗り換えも一般的になって来たので、飛行機の乗り換えのときに、うだるような暑さを経験した人もいるかもしれませんが、ペルシア湾岸の湿気と温度は凄まじいです。日本の夏が軽く子供に思えるような温度と70%をくだらない湿気で今夏ドバイに行った時は熱中症になってしまいました。海からの潮風が絶えず注ぎ、その海も暑さのために、冷たいかと思いきや、ぬるま湯状態になっており、海水浴をしても体が冷えないというようなといった具合でした。

そんな湾岸地域に比べたら、同じ中東のイランは、乾燥しきっているので、湿気がないぶん温度が高くても過ごしやすいです。日中の日差しが厳しい点は変わりませんが。
その点イランは乾燥が激しくまた大変です。
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イランの英語教育

英語を話す人は期待したよりも多い

「イランは英語が通じない国」みたいなイメージが広く広がっているみたいですが、若い世代をみると、英語を話す人は日本よりも多いんじゃないかな?と思うくらいです。
もちろん独特の訛りはありますが、皆さん親切なのでこぞって教えてくれるし、英語を話すことができないならば、誰か英語を話す人を捕まえて来てくれます。日本だとここまでしてくれる人はいないと思いますが、旅行を考えたら都市部ではとくに問題ないレベルです。

都市部でも地元の人が使う商店とかになると最低限の数字などはペルシア語で覚えておく必要がありますが、物を買ったりするには問題ないです。相手も商人ですからボディーランゲージでなんとか意思疎通を図ろうと?してくれます笑。
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五本の指の意味

五本の指の意味

アーシューラーが終わり

アーシューラーが終わり、平穏で忙しい?日々を迎えているところです。休日になると街中から車が消えて人垣がたくさんできるのですが、平日の方が車通りが多くて、賑やかで忙しい気がします。日本だと秋には台風ラッシュもあって毎日じわじわ寒くなっていくので、季節の変わり目を感じやすいですが、ここイランに四季はあるものの、日毎に変わる温度よりも昼夜間の温度差が激しいので、「秋だなぁ」という感じはしないです。相変わらず毎日晴れなので天気予報は気にしなくてもどうせ明日は晴れです。
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停電、電池切れ

イスラム暦は太陰暦なので、暦を見ると月の形がわかるようになって便利です。

おおよその生活はイスラム暦(特にイラン暦)で成り立っているので、今日が何曜日とか、西暦で何日とかあんまり気にしません。まさに暦に関しては別世界にいる、というような感じです。

 

停電

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アーシューラー

アーシューラーとは

アーシューラーは12イマーム派のイマームである、イマームホセインの殉死を追悼して、彼が経験した困難を思い起こすことによって、シーア派のムスリムとしての意識を持つ儀式。

このアーシューラー一週間前ぐらいから、街全体が、黒い旗と赤い文字によって飾られてて、国旗鵜が掲げられてたところも、半旗になっていたり、黒い旗に変えられてたりする。

ずっとぶっ続けでやる行事

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世界の半分で

正直自分のことを通りで「チン、チン(中国人)」なんて笑ってくるやつなんかより広い世界は見てると思うけど、また同時にわかってない世界があるのだと思う。

英語から抜け出せないので、外国人にしか伝わらない一面しか見てないし、そういう人としか話せてないが、ここまではるばる来て話を聞くことに価値がある気がする。

グローバリゼーションとか資本主義とかあんまりこの国には迎合しない価値観かもしれないけど、どういう考え方があってそれらと対立してきてるのか、分からないままでどっぷり使ってしまうのは危険だ。

個性が強すぎて組織が苦手なイラン人が果たしてどうしてこんな大きな国で成り立っているのか、すごく気になるところです。組織的な仕事をするのが苦手なのは、大学の事務を見ててもわかります。とっても大きなキャンパスをなんだかRPGのダンジョンみたいに、どこの部署でどの書類出して銀行で…みんなが一つの場所でできるじゃないかと言ってるけど、意思疎通があんまりできてないみたい…

ここに勉強しに来る人も特殊な人種だと思うけれども、やはり理由有ってのことなんだなぁと思う日でした。

政治と宗教とはなんぞや

二年前、専攻を変えようと思ったのも海外に行ったのがきっかけだった。
トルコの情勢が不安定になる前に渡航して、トルコの大学生と話しているうちに、何が自分の興味になっていくのかわかっていく気がした。

当時も今も、多民族国家なトルコはたくさんの問題を抱えてて、ここ二年でもクーデター未遂が起きたり、でかい事件にみんな慣れっこって感じだった。それでも、政治学をやって解決策を見つけてみたいという人に出会って自分も秋学期に授業を取ってみようと思ってから勉強してるのが(一応)政治学である。

政治と宗教が揺れてる

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